Grid エンドポイント
Grid
Grid ステータス
Grid ステータスは Grid の現在の状態を提供します。 登録されている全てのノードの詳細で構成されます。 各ノードのステータスには、ノードの稼働状況、セッション、およびスロットに関する情報が含まれます。
セッションの削除
セッションを削除すると、WebDriver セッションが終了し、ドライバがアクティブなセッションマップから削除されます。 削除されたセッション ID を使用するリクエストや、ドライバのインスタンスを再利用しようとすると、エラーとなります。
Which URL should I use?
スタンドアロンモードでは、Grid URL は スタンドアロンサーバーのアドレスになります。
ハブ&ノードモードでは、Grid URL は ハブのアドレスになります。
完全分散モードでは、Grid URL は ルーターのアドレスになります。
上記すべてのモードのデフォルトの URL は http://localhost:4444 です。
ディストリビューター
ノード削除
ノードを Grid から削除するには、以下の cURL コマンドを使用します。 このコマンドは、そのノード上で実行中のセッションを停止させるものではありません。 ノードは明示的に強制終了されない限り、そのまま動作し続けます。 ディストリビューターはそのノードを認識しなくなるため、マッチする新しいセッションのリクエストは はその Node に転送されません。
スタンドアロンモードでは、ディストリビューターの URL はスタンドアロンサーバーのアドレスとなります。
ハブ&ノードモードでは、ディストリビューターの URL は ハブのアドレスになります。
完全分散モードでは、ディストリビューター URL は ディストリビューターのアドレスになります。
Grid の設定時に登録用の secret を設定していない場合は次のようにします:
ノードのドレイン
ノードドレインコマンドはノードをグレースフルシャットダウンするために利用します。 ドレインは実行中のセッションがすべて完了した後にノードを停止します。 新規のセッションは受け付けません。
スタンドアロンモードでは、ディストリビューターの URL はスタンドアロンサーバーのアドレスとなります。
ハブ&ノードモードでは、ディストリビューターの URL は ハブのアドレスになります。
完全分散モードでは、ディストリビューター URL は ディストリビューターのアドレスになります。
Grid の設定時に登録用の secret を設定していない場合は次のようにします:
ノード
この節でのエンドポイントは、ハブ&ノードモードとノードが独立して動作する完全分散型 Grid モードに適用されます。 ノードが 1 つの場合、デフォルトのノード URL は http://localhost:5555 です。 複数のノードがある場合は、Grid ステータス を使ってすべてのノードの詳細とノードアドレスを取得してください。
ステータス
ノードステータスは基本的にノードのヘルスチェックのためのものです。 ディストリビューターは定期的にノードの状態を ping で取得し、それに応じて Grid モデルを更新します。 ステータスには稼働状況、セッション、およびスロットに関する情報が含まれます。
ドレイン
ディストリビューターは ドレインコマンドを適切なノードに渡します。 ノードを直接ドレインするには以下の cURL コマンドを使います。 どちらのエンドポイントも有効であり、同じ結果になります。 ドレインは、ノードを停止する前に進行中のセッションを終了させます。
Grid の設定時に登録用の secret を設定していない場合は次のようにします:
セッションオーナーのチェック
あるセッションがノードに属しているかどうかをチェックするには、以下の cURL コマンドを使います。
Grid の設定時に登録用の secret を設定していない場合は次のようにします:
もしセッションがノードに属していたら true を返し、そうでなければ false が返ります。
セッションの削除
セッションを削除すると、WebDriver セッションが終了し、ドライバがアクティブなセッションマップから削除されます。 削除されたセッション ID を使用するリクエストや、ドライバのインスタンスを再利用しようとすると、エラーとなります。
Grid の設定時に登録用の secret を設定していない場合は次のようにします:
新規セッションキュー
新規セッションキューのクリア
新規セッションキューには、新規セッションリクエストが格納されます。 キューをクリアするには、以下に挙げる cURL コマンドを使用します。 キューを消去すると、キューにあるすべてのリクエストを拒否します。 サーバーは各リクエストのそれぞれのクライアントにエラーレスポンスを返します。 クリアコマンドの結果は、削除されたリクエストの数です。
スタンドアロンモードでは、キューの URL はスタンドアロンサーバーのアドレスとなります。
ハブ&ノードモードでは、キューの URL は ハブのアドレスになります。
完全分散モードでは、キューの URL は 新規セッションキューのアドレスになります。
Grid の設定時に登録用の secret を設定していない場合は次のようにします:
新規セッションリクエストの取得
新規セッションキューには、新規セッションリクエストが格納されます。 キューにある現在のリクエストを取得するには、以下に挙げる cURL コマンドを使用します。 レスポンスはキュー内のリクエストの数とリクエストのペイロードを返します。
スタンドアロンモードでは、キューの URL はスタンドアロンサーバーのアドレスとなります。
ハブ&ノードモードでは、キューの URL は ハブのアドレスになります。
完全分散モードでは、キューの URL は 新規セッションキューのアドレスになります。